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Forgetting-BarⅡ

2015年もよろしくです。m(_ _)m

【キャバクラ祭り】リターンズ!!これが最後の彼女の艶姿…。そして小僧に次はないw(後篇)

(昨日のつづき)


さて、、、ここまで散々いじられ、損な役回りを引き受けるハメになったオレ。

一方の新人くんはというと、、、酒が回るにつれ絶好調?にはしゃぎまくる。
あの、オドオドしてきょどっていた地蔵の面影は微塵もなくなっていた・・・(苦笑)

隣の相武ちゃんとは年が近いせいか意気投合したみたいで弾んで会話をしている。
(なんか、、、相武ちゃんが飼ってるペットの犬の話題で盛り上がっているようだがw)


そんな2人の仲に割って入るのもなんだし、ここは黙ってツーショットにしてやって
"オレはもういいや・・・"と、1人ウィスキーグラスを傾けて静かに飲んでいたのだった。

隣の相方さんも同じ想いなのか?
若い2人の方をそっと見守るように?見つめたまま何も言わないでいた。


すると、、、


しばらくして彼女は急に口を開いた。


「ねぇ、今日は楽しめた?」


「あぁ。ずいぶんといじられたけどね(笑)」


「ふふっ。まぁまぁ、かわいい新人くんのためでしょ。それくらいは我慢しなきゃね(笑)」
「わたしもサザンの話の時"美女連れ"なんて言われた時はちょっとドキッとしちゃったけどさ(笑)」



「おいっ、そんなこと言っていいのかよ?!聞こえちゃマズイだろ!?」

「へへ。もういいよ。どうせもう終わりなんだし・・・。最後くらいは普通にしゃべろうよ」


さっきまで敬語調で会話していたのに、いつの間にか普段の会話に戻っている相方さん。

続けて、


「ねぇ、わたしの接客、どーだった?」

「ん?正直、ちょっとドキッとしたよw」
「なんかさ、初めて会った時よりも"凄み"みたいのが増したような・・・(苦笑)」


「ふふっ。凄みねぇ。。。惚れ直しちゃったとか?(笑)」

「な、何言ってんだよ。ば、ば~か!」


クスクスと笑いながら彼女はグラスの中の氷をカラカラと転がした。そして、、、


「ここで初めて出会ったんだよね。わたしたち…。」

「そうだな。。。あれからもう2年半も経つんだな…」

「うん。ここではいろいろあったよ。」
「楽しいこともいっぱいあったけど、辛いことや嫌なこともいろいろ…」
「あっという間の4年間だったなぁ…」



天井を見上げながら感慨深くそう言った相方さん。


そして一呼吸おいて、


「でも、やっぱり一番嬉しかったのは、ここであなたと出逢ったことだよ」

「あのね、普段のわたしは『わたし』なんだけど、でもここでのわたしもやっぱり『わたし』なの。」
「だから、最後に全部の『わたし』をきちんと観ておいて欲しかったの。」
「今日のわたしも絶対忘れないでいてね・・・。」



そう言って、また黙りこんでしまった。。。


そうか。
今まで頑なに来店拒否し続けてきたのに、いきなり店に来ていいと言ったのは、
そういうことだったのか・・・。


彼女の真意を今になって悟ったのだった。(やっぱりオレは愚か者だ・・・orz)



彼女は今月いっぱいでこの仕事(お店)を辞める。
きっと、オレなんかが想像出来ないくらいに深く悩んだことだろう。
でも自分の人生を切り開くためにあえて新しい道を歩むことを決断した彼女。

最後のけじめとして、歴史にピリオドを打つため、そして新たな一歩を踏み出すために
この日オレをここに招いたのだろう。



「今日はありがとな。楽しかったよ。」


別に深く考えてそう言ったわけじゃないけど、
それしか声が掛けられなかった・・・。

でも、


「さすがだね。やっぱりよく解ってるね(笑) 」
「お客さんがそう言ってくれるのがキャストとして一番嬉しいのよ」



そう言って微笑みかけた相方さん。


いや、ホントは何も解ってなかったんだけどな・・・(^_^;)



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「ほら!時間だしそろそろ帰るぞっ!」


「えっ?!もう帰っちゃうんですかぁ~~!?」


相武ちゃんとすっかり意気投合して?まだまだ帰りたくなさそうな新人くんw


「ばっか!こういうとこは引き際が肝心なんだよ!」


オレがそう言うと、すかさず相方さんが口を挟む。


「あら、わたしたちはずっと居てくれた方が嬉しいんだけどなぁ~~♪」


相武ちゃんと顔を見合わせ、そう言った彼女の顔は、すっかり仕事モードに戻っていた(苦笑)



会計を済ませ、出口までお見送り。


新人くんと相武ちゃんが先に出た後、
オレは扉の前で相方さんに呼び止められた。


「ねぇ、ちょっとちょっと!」

手招きをしてこっちに来てとポーズを取る相方さん。


言われた通りに振り向いて彼女の方に近寄ると、

彼女はオレの耳に手をあて、そして耳元でこう囁いた。


「明日の朝、生ゴミ出すの忘れないでね。」


そう囁いた後、「なんのこっちゃ?」と、きょとんとしているオレの顔を横に向けると、
彼女は優しくそっとkissをした。


「あはは。お見送りのとき、一度これしてみたかったんだ♪」


そう言って、この日一番の弾けるような笑顔でオレを送り出してくれたのだった。



キミ・・・やっぱ最高の女だよ。。。。゚(゚´Д`゚)゚。



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後の祭り


店を出て、新人くんに今日の感想を聞いてみた。


「いやぁ~キャバクラって最高っす♪」 

(あんなにきょどってたヤツが何をいうっ!!w)


「ずいぶんと相武ちゃんと打ち解けて話してたよな?!」
「明日からメールがバンバン来るぞ。気をつけろ!(笑)」


「はい。でも自分、ホントはもっと○○さん(相方さん)とも話したかったっす。」

「ん?彼女、おまえより年上だぞ?それに巨乳じゃないし・・・(苦笑)」


「自分、年上のお姉さまタイプに弱いんです(笑)」

「それにチラ見してたけど、彼女もかなりデカかったっすよ!おっぱい!!





ちょwwwww騙されるなっ!小僧ーーーーーーーーーーーぉっwwwwwwwwwww



さらに、、、小僧は言う。


「shigezooさん、今度来る時は○○さん(相方さん)とももっと話せるようにセッティングお願いしますね」


・・・それはない。

彼女はもういなくなるのだから。永遠にない。


ってか、それ以前に"次がある"と思いこんでること自体に驚かされたわwww


新人くんよ、世の中そんなに甘くはないのだよ。。。(ニヤリ)




【このシリーズはこれにて完】




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  1. 2008/08/22(金) 10:36:51|
  2. キャバネタ
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