Forgetting-BarⅡ

2015年もよろしくです。m(_ _)m

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夢の城・・・

相変わらず多忙な日々です(汗)

そんな中、本当に来週引越し出来るのだろうか?( ̄Д ̄;;
(まだ何の準備もしていない)


さて、、、

またずいぶんと観劇のレビューが溜まっております(^_^;)
しかし、時間がありません…(苦)
先々週の桑田さんのLIVE以降、
舞台『地球の王様』『こどもの一生』と2本観てきたけど、残念ながらレビュー記事は割愛。
いや、2本ともブラックコメディーで面白かったけどね^^

で、もう1本。
これはきちんと記事に残さなきゃっっ!ということで、
今回これに時間を全て割いてきちんと?仕上げました(↓)

ちょっとエロ・グロ表現有りなので、以下要注意でございますm(_ _)m



ポツドール『夢の城 - Castle of Dreams』
11月15日(木)~11月25日(日):東京芸術劇場シアターウエスト ※最前列センター
作・演出:三浦大輔
出演:米村亮太朗、古澤裕介、井上幸太郎、鷲尾英彰、松浦祐也、
遠藤留奈、新田めぐみ、宮嶋美子
http://www.potudo-ru.com/next/

Potudo-ru_main1-150x150.jpg



今月の観劇予定の中で一番楽しみ?にしていた公演。

ポツドール『夢の城』 6年ぶりの再演公演。

作・演出の三浦氏曰く、これが最初で最後の再演だと断言して答えていたが、
それにしてもこれをよく再演に踏み切ったものだ。
ってか、これを「フェスティバル・トーキョー」のプログラムの一つに組み込んだ
東京芸術劇場の心意気と本気度が逆に窺えたかも(苦笑)
そして、池袋の同劇場隣り同士で上演している『イキウメ』とは実に対照的だったw
(ってか、これ、京都公演では小学校跡地で公演しているってのもある意味凄いwww)

というのも、初演時の見終わった後の有識者の寸評が物凄く物議を醸し、
賛否両論というか、むしろ批判的な論評が上回ったがため?
それが故に更に炎上してしまった…(らしい) というポツドールの異色作『夢の城』

だから最初で最後の再演ってのもあるけど、なぜそうなったのか?が知りたくて
この公演を楽しみにしていたのだ。(初演は観てません)


で、観終わった感想・・・。

なるほど…ね。

これは感想が大荒れになるのも頷けるわ。( ̄Д ̄;;
演劇の常識を覆すというか、
そもそもの「演劇」という観念を持って観ちゃいけないシロモノだったかな?

断っておくが、自分はこの作品を受け入れました。
三浦氏がこの舞台で何を訴えたかったか?は何となくだけど通じたし、
なにより舞台上の若者(役者)全ての感情がストレートに伝わってきて
少しではあるが解かり合えた気がした。
最後のあの場面(後述)では、
寝ている女の子の寝顔が微かに笑みを浮かべているかのように見えたのは
きっと自分の内情そのものがそのように捉えていたからであろう。。。

いろんな柵の中で生きているといろんなことがあるけど、
それでも彼女にとってはここが夢のようなお城なんだな…と。


舞台設定は都内のアパート?の一室。まるでゴミ屋敷?のような散乱した室内。
20代の若い男女8人がここで共同生活をしている。
いわゆるギャル男とチーマー、ガングロギャルにヤマンバ女?に水商売風のケバい女、、、
彼ら彼女らの関係性は一切不明。どこで知り合ったのか?どんな関係で年齢はいくつなのか?
仕事は何をやっているのか?そして一番の謎はなぜここで共同生活を送っているのか?
そういった背景には一切触れられていない。
ただ単に彼ら彼女らのこの一部屋での1日の日常を描いただけの作品であったのだけど、
その描写がとにかく激しかった!?隠し事一切ナシ!

いってみれば、無法地帯?

やりたいときにやる。乱交。途中から3P
突如襲い掛かる。やられる方も本能の趣くまま。喘ぎまくり。
だがしかし、その横では何事も無かったかのように普通にマンガを読む男、
TVゲームに夢中になってる別の男。
その酒地肉林の中、べろんべろんに泥酔した状態で帰ってきた水商売風(風俗嬢?)の子は
布団に倒れこむも欲情した男がパンツを剥ぎ取り覆いかぶさると、
ゲロを吐きながら後ろから突かれてそのまま延々と犯され続ける。
夜中の2時から始まった乱交は、明け方まで続き、疲れ果てて一眠りした後目覚めると、
再び女に襲い掛かり野獣のようなSEX再開…

性描写がリアル(3P、潮吹き、顔シャ等)で激しいってこともあるが、
それ以上に臨場感を醸しだしたのは、スローな動きを取り混ぜたこと、
さらにはそれに伴ってのノーセリフ
最初から最後まで一切のセリフ無し。そこにあるのは喘ぎ声や喚きちらす嬌声のみ。
視覚・聴覚共に麻痺する感覚が襲ってくる感じ?!

あぁ、これは頭であれこれ考えちゃだめだ。全身で感じて見なくちゃダメなんだなと。
最初はただただ唖然とするばかりであったけど、途中から過激な演出に慣れてきたからか?
そう思うようになると、肩の力を抜いて自然体で向き合えるようになった。

後半、陽が昇って部屋の窓が明るくなる頃、一人一人バラバラに部屋から出て行く。
仕事?バイト?パチンコ?どこに行くのか判らないが、数人が部屋から出て行ったのだが、
(部屋に残ったのは夜中に帰ってきた風俗嬢風?の女とTVゲームに夢中になってる男だけ)
陽が暮れて夕方近くになるとまた各自バラバラに部屋に戻ってきた。

全員が戻ってくると、各々が自由に過ごす。
TVゲームを延々と続ける者。雑誌やマンガを読みふけるもの。
化粧を落としながら冷蔵庫からマヨネーズを取り出しそのまま舐める者。クスリを腕に打つ者、
生理ナプキンを剥がして壁に貼り付ける者から果ては大股開いて陰毛処理を始める者まで。
そこに恥じらいや遠慮はなく、周囲の他人の目も気にしないし、また周りもまったく無関心。
しかし、ひとたびその関係が崩れだすと、
大乱闘の殴り合い・物の投げあい・髪を掴み合いの大喧嘩に発展、
誰も止める者はいなく周りを巻き込んでの大喧嘩が日常茶飯事的に勃発する。

だが、そんな一見無秩序な世界でありながらも、時間が経過すると
唯一の?共同認識が生まれた瞬間が訪れた。

食事タイム

喧嘩が収束すると、風俗嬢風?の女の子が立ち上がり、くわえ煙草のままキッチンに向かう。
鍋をコンロにかけ、誰かが買ってきた野菜を袋から取り出し包丁片手に切り刻み始めると、
周りの者もその包丁音に合わせるかのように分担して動き出す。
冷蔵庫からダシを取り出して渡す者、食器類を洗って準備する者、
散乱した物を片して鍋の置き場所を作る者、カセットコンロをセッティングする者、
ボクシンググローブを鍋掴みにして鍋を運ぶ者、
そして食事が出来あがるとお椀と箸を持って全員が一斉に群がり、
その鍋を取り囲んで黙々と食べ始める。(雑炊うどん?)

ついさっきまで大喧嘩していたのが嘘のような?
何事も無かったかのように鍋を中心にして丸く取り囲んでみんな夢中に食べ続ける。

性欲と暴力に明け暮れる中、食欲だけは全員の共通の認識としてその時だけは行動を共にする。
ってか、物凄いチームワークwww
なんだこいつらwww と思いながらも、でもそれがなんだか愛おしく感じた場面であり、
一気に彼らの本能・野性的生活の中に自分の感覚も潜り込んでしまった。

その食事中に別のギャル風の女の子が部屋の片隅に置いてあるキーボートの前に座り、
まるで食事中のBGMを奏でるかのように演奏を始めた。
『エリーゼのために』だった。
もしかしたら彼女の幼き頃の夢はピアニストだったのだろうか…?そんな想像を掻き立てる。
切ないメロディーとピアノの音がより切なさを醸しだした。
でもこれ、ここでこの演出、、、反則だよなぁ~~~(´Д⊂グスン

再び、夜中の午前2時。
全員が雑魚寝状態で寝ている中、一人の女の子が寝ながら泣き出した。風俗嬢風?の女の子だ。
なぜ泣きだしたのか?当然ながら理由は不明。
ただ、唐突に布団を被りながら暗闇の中に響き渡るほどの嗚咽を上げて泣き続ける。
直前まで起きていた一人の男子がその異変に気付く。
すると電気を付け隣で寝ていたもう一人の男子を起こして二人で素っ裸になると
スピードスケート(ショートトラックリレー?)の形態模写で彼女の周囲を廻りだす。
タイミングよく?TVに日の丸が映り「君が代」が流れてくる(NHKの終了放送)

泣き声が止み嗚咽が止まったので布団を捲ってみると、
さっきまで号泣していた女の子は安らかに、幸せそうに?既に眠りに落ちていた…。

女の子のその寝顔を確認して男子は少し唖然とするも、
また何事も無かったかのように再び消灯して布団を被って眠りについたところで、上演終了。

最後のこのシーンで彼らの中に入りたいとまでは思えなかったが、
このちょっとしさ優しさが垣間見えたところに親近感というか、
異次元の存在だった彼らが実は身近な存在であったということに気付かされ、
やられた感に覆われた瞬間であった。
彼らの生き方全てを理解するのは無理だし肯定も出来ないが、
それでも彼らは彼らなりに今を必死に生きている。

この舞台で何を伝えたかったのか?それはけして言葉で言い表すことは出来ないが、
それでもこの芝居で伝えたかったものは肌そのもので感じることは出来たかな。

自分はこの異色作を直に観れて本当に良かった と、そう思えた。。。



余談となるが、
過激な性描写にセリフ一切なし、そしてこの芝居の特異性としてもう一つ上げられるのが、
出演役者がほぼ全裸に近かったこと。(男優は完全全裸)
しかも前バリ等の隠し物は当然ながら装着していない。
演出や動きと手つきでうまく隠してはいたが、それでも全部は隠しきれていない。
つまり、男も女も陰毛はおろか局部まで丸出し。
背面から仁王立ちする男優の股間の間から金●が丸見えだったのは、
後方席からでもはっきり見えていただろうし、ペ●スも歩きながら手で隠してはいたものの、
その隙間から亀頭が見えること数えられないほど(笑)
女優さんも逆立ち気味の陰毛が丸見えだったし、
最前列からだと女性の局部そのものまでがはっきりと見えてしまっていた。(汗)

にもかかわらず?なぜかSEXシーンでブラだけは最後まで外さなかった。
ブラの隙間から少しだけ乳首が見えたり、脱衣所で全裸になった時に横から少しだけは見えたものの、
SEXシーンでは最後まで頑なにブラは外さなかった。
これに少し違和感を感じたのが残念だったかな。(けしておっぱいが見たかったわけじゃありませんw)
だって、ここまで過激なSEXシーンで半ば強姦のような?激しさならば、
普通に考えると誰でもブラを剥ぎ取ってむしゃぶりつくだろ?!( ̄Д ̄;;
女優にはフェラや男優のケツの穴まで直に舐めさせていたってのに・・・w

なんか、、、マ●コは見せてるのに頑なな乳首隠しに違和感を抱いたのは自分だけではないはず。

そこにちょっと謎が残った演出でした。。。(別にどうでもいいことで大した意味はないけどさw)




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テーマ:演劇・劇団 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2012/11/28(水) 02:45:18|
  2. 舞台観劇
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