Forgetting-BarⅡ

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凄かった!!!宮崎あおい九変化!?究極の舞台と化した?!至福の"THE・芝居!"に酔いまくる・・・

2009.2.24(TUE)


昨日、二度目観てきました^^

なので二回観劇をまとめてのレビューを上げます。(ちょと長いです)


『その夜明け、嘘。』
青山円形劇場:09/2/7(土)~09/2/23(月)
脚本・演出:福原充則
出演:宮崎あおい/吉本菜穂子/六角精児
http://www.sonoyoake.com/index.html



先週の一度目は最前列席、そして昨日の東京千秋楽公演は3列目にて観劇。

青山円形劇場。
たった350席しかない狭空間の小箱劇場。

今回の舞台構成は、文字通りの360度全客席の円形ステージ。(つまり舞台裏がない)

客席は最後方が5列目までしかないから、オレ基準で言えば全客席が超良席と言える。

そんな全方位客席に囲まれた中央の円形ステージは、
まるで古代コロッセウムを思い描くような?そんな錯覚さえ感じるほど。

そして、驚くべきことは客席の最前列席と円形ステージの間に無駄な空間がなく、
椅子に座って足を伸ばせば高さ15cmほどしかない円卓ステージの上に
足が乗ってしまうこの超絶至近距離!
後から最前列の席に座るには、ステージの上に乗って歩かないと辿りつけないほど・・・。
実際、公演中に自分が座る目前50cmのところにあおいちゃんが立つシーンが何度もあった。
(50cmですよ!50センチ!!)
(おまけに舞台上だけじゃなく客席の通路を何度も走って逃げ回るシーンも多々あり)

さらに、舞台セットと設定がほとんど何もなし。いたってシンプル
あるのは、ステージ中央に固定された自転車(ママチャリ)と、
ステージ隅に立てられた電柱・信号機・標識のみ。

当たり前だが、全方向から舞台を観るのだから視界を遮るような舞台装置は一切なかった。
とはいえ、椅子やジオラマボード等の小道具は要所要所で使っていたし、
自転車がステージと共に回転したり、床がめくれ上がってボードが立ちあがったりと、
制限された中でのこと細かな演出方法は実に見事であり、
シンプルに見せた中での工夫された仕掛けには何度も唸らされた。

んで、この何も無い・全方向・超至近距離から熱視線を浴び続けた中で、
役者は演じ続けることになるのだから、
それだけで各々の集中力はきっとハンパじゃないことだろう。
だからこそ、役者のその本気度200%の熱演がストレートにこちら側に撃ち抜いてくるのだ。

この会場規模とシンプルな舞台設定に脚本・演出の妙が加わり、
さらに役者の鬼気迫る迫真の演技も備わって
観客が一種のトランス状態に陥るほどに酔いしれる、、、
なんともいえないファンタジー溢れる世界(空間)が形成されたのだ。


いやぁ、凄い舞台(芝居)だった。。。

自分基準でパーフェクト!ブラボーーーッ!!


純粋に、"これぞ!THE・芝居!!!"と言える演劇の世界に大感動した!!


たぶん、芝居慣れしている人ほど、
この芝居での3人の役者の"凄み"というものがより理解出来たかと思う。

演劇ライフで普段、辛口の論評や批評をコメントしてる人の観劇レビューを見ても、
コメント入れた全員が大絶賛しているのだから、あながち大げさな表現じゃないと、
自分でもそう思う。


とにかく、ファンタジックな物語同様、自分も夢の世界に誘なかれた2時間だった。

もう、素直に脱帽です・・・m(_ _)m


あと、細かなことだけど、各役者の立ち位置も緊密に計算されていた。
全方向に客席があるのだから、劇中にメイン方向というものが存在しない。
どの位置から観ても物語を把握出来ないと理解度に誤差が生じるのだから、
役者が向く方向、ジェスチャー等の演出にも相当気を使っていたかと思う。

ステージ中央に自転車が固定されていたので、
自転車に乗るシーン以外の各場面の演技はその周りで位置を変えながら進むのだが、
セリフを喋りながら立ち位置を変えたり、歩き回ったり、振り向いたり、
ストーリーに沿って狭い舞台を最大限に生かして偏ることなく、
全方向に座る客席を意識して演じられていたのが凄く感じられた。

実際、二度観た自分も席位置はそれぞれが対面する位置からこの芝居を観たわけなのだけど、
場面・場面の見え方、感じ方がまったく違って、二度目の観劇でも飽きることなどなかった。

このあたりの演出方法の工夫も実にお見事だった。。。


物語は、高校生で華々しくプロデビューし、一時は天才と騒がれた漫画家:鮎川先生(宮崎)。
しかし、ここ数年はヒット作が出ずスランプに陥り人気は陰り気味であった。
今度の新連載で挽回しないと後がないのだが、
それ故にアイデアがまったく思い浮かばないでいる。
そして、とうとう締切日に間に合わなくなって、
担当編集者あきる野(六角)の追い込みから逃れるべく、
先生を引き戻そうと説得を続けるアシスタントのやまめちゃん(吉本)を何かと言いくるめて
2人で真夜中の環七を盗んだチャリンコに乗って逃避行を始めるのだが、
その行き先々でいろいろな出来事が起こり・・・

途中で立ち寄ったファミレスでの出来事や
自転車を漕ぎながら空想した漫画のネタが現実となって現れたり、
さらには担当編集者の家庭の事情?や
妖精やら神様といったファンタジーな?世界も織り交ざって・・・

えと、えと、これ以上は言葉でうまく説明が出来ん・・・( ̄Д ̄;;

とにかく、ストーリー展開がジェットコースターのようにめまぐるしく変わりすぎて、
それが同時進行でカットインしたり、はたまたフェードアウトしたり、またすぐに引き戻ったり、
おまけに空想の世界と現実が入り交ざったりもするので、
いくつものストーリーが交差してはまた繋がったりと、
とても言葉では追い切れません・・・(^_^;)

赤ん坊がいきなり大人になったり、涙の妖精が現れたり、
店長とファミレスが一体となって歩き出したり、担当編集者が空飛んだり、
主人公がダンプに轢かれて死んだのにまた生き返ったり、
自転車の神様が舞い降りたり・・・

そして最後はその自転車の神様の言い伝え(願い)をもシカトして、
暗闇の中を現実の世界に引き戻されてしまうことになる"夜明け"から遠ざかるべく、
ひたすら西へ西へと自転車を漕いで逃げていくというファンタチックな?終わり方。

はちゃめちゃな展開の連続だったけど、深く考えることはなく、味を噛み締めるような?
そんな物語の流れに最後はしびれてしまったわけだ。。。

この脚本を書き、演出を導いた福原充則(ピチチ5)の本領発揮といったところだ!!

とにかくセリフの1つ1つが本当に可笑しかったwww
(初めて台本読んだあおいちゃんはその場で笑い転げたらしいw)

余談だが、個人的に一番ツボに嵌ったセリフが、
ファミレスの店長(六角)とバイトのウェイトレス高橋(吉本)の絡みで、
店長が逃げる高橋を掴まえた直後に言い放った衝動的な?告白のこのセリフ(↓)

『どうすんだよ、おまえの二の腕掴んじゃったから、惚れちゃうじゃんかよ!
うぁ、す、好きですっっっ』


もしかして、脚本書いた福原充則はオレと同じく二の腕フェチなのだろうか?(^_^;)

二の腕フェチには、このセリフは凄く理解出来ましたwww


っと、話し戻るが、えっと、、、この舞台で何が一番凄かったのか!?というと、それは・・・

3人の役者自身の役柄転換と、それぞれの人物表現力には、本当に舌を巻いたのだ。

登場人物は全部で二十数人出てくるのだが、
それをたったの3人で見事に演じ分けていたこと。

宮崎あおいちゃんが演じた役だけでも、これだけある(↓)

・漫画家の鮎川先生(主人公)、
・環7沿いのファミレス(バーミヤ)の先輩ウェイトレス・西野
・同じくファミレスの男店員・山岸
・そのファミレスにやってきた片言の日本語を喋る謎の外国人女性客・マチルダ
・編集担当者あきる野さんが流した涙が具現化した妖精・涙三姉妹の次女
(長女が吉本で三女はなぜかいないw)
・漫画ネタの空想の中の主人公:パンクスのボーカル・シド(男役)
(そのシドが夢破れて彼女とも別れ前橋の実家に戻って鉄工所で働くシドの本名でのカズくん)
・シド(カズくん)の恋人ナンシー(葉子)が彼と別れて愛媛の田舎に帰って働きだしたスナックの先輩ホステス・あけみ
・編集担当者あきる野さんの妻・希美(子供・太郎の母親)
・現場レポーターを何故かやってるホントはお天気お姉さんの増田さん

(他に黒子になってジオラマボードを動かす役目もあったw)

トータル9役

他に六角さんが6役、吉本さんも9役を演じていたので、
計24人の人物が舞台上に登場したことになる。

で、この登場人物を表現力オンリーで3人共がカンペキに演じ分けていたことが、
とにかく凄かった!のだ。

衣装替えナシ、メークも変わらず、舞台背景もセットもそのまま、
何度か暗転はしたが、でもほとんどが暗転換なしで、
まるで多重人格者かのように?登場人物がその場その場で瞬時にガラッと切り替わる、
もちろん3人同時に、伏線等何の前触れもなくいきなり、、、
1つのシーンを境にして、ワンフレーズのセリフをキーにして、
パっと舞台設定が切り替わるのだ。

もうっ!怖いくらいに凄いっすっ!!まさに圧巻!!!

それが(ストーリーが)あっちにいったり、こっちにいったり、また戻ったりと、
目まぐるしく変わるのだから、
普通、観ている側とすればあまりにも話しが飛びすぎ、
いくつものストーリーが交わり・重なりすぎて、
おまけに役者そのものは何も変わらないときたら、もう頭の中が大混乱して
何がなんだか解からなくなるのが常なのだが、

ところが!それがまったくそうならないのだ。そうならなかったのだ。

役者の口調、動作だけで、場の空気が一変し、
すぐにどのストーリーのどの場面設定に飛んだのか?が、
客席も瞬時に迷うことなく掴めてしまうのだ。

だから話しがスリリングすぎて、一時も3人の役者から目が離せない!

もうね、、、これは見事なコラボレーションだったですよ。

役者の完成された力量がなければ、この表現演技は絶対不可能なことです!


さらにもう一つ賞賛すべきは、3人共にほぼ2時間出ずっぱりの舞台だったのに、
誰一人として一度もセリフを噛むことがなかったこと!
若干聞き取りにくいセリフ回しもあったが、それでもセリフ自体に詰まるようなことは一切なく、
ほぼカンペキに演じきってみせた。
これもホント凄いと思ったね・・・
特に吉本さん!の裏声の使い分けは見事だったし、
あおいちゃんの活舌の良さと地声の伸びはどの役柄の時でも本当に素晴らしかった!!
(松たか子に匹敵すると言っても過言じゃないと思う)

本当は宮崎あおいちゃんだけをロックオンして観ようかと、最初は思っていたwのだけど、
とてもそれどころじゃなかったです。(二度目の観劇時はロックオンしましたがw)

っていうか、あおいちゃんより、むしろ吉本菜穂子さんの方に釘付けになった(笑)
たぶん演劇好きの人でも知らない人が多いと思うが、この女優さんは本当に演技が巧い!
一見地味ながらも実は感情表現が豊かな上に
声の使い分けとテンションの上げ下げが神レベルなのだ!
本谷由希子作品には欠かさず出演しているけど、昨年観た『幸せ最高!有難う、まじで。』では、
リスカを繰りかえす痛いメルヘン女の役を見事に演じきっていたのは
今でも強烈に脳裏に焼きついている。

そしてもう1人の六角精児さん
舞台で観るのは3回目だったけど、
相変わらず?の物凄い顔面汗と唾飛ばし(笑)の熱い表現演技!
ドラマにも数多く出演しているので、この人のことはご存知の方も多いだろう。(非常に個性的だし)
最近ではドラマ『相棒』で鑑識係をやってた人ですね。
あとちょっと古いが『電車男』の中で
タイガースの法被を着てた阪神オタクの役やってた人といえば判る人も多いはず。

そしてそして、宮崎あおいちゃん
この共演の2人に見劣ることなく、むしろ蹴落とすくらいの迫真の演技を最後まで貫いた。
「少年メリケンサック」のかんな役とはまた違った面を魅せたぶっ飛び女の子の役から、
硬派のパンクス男役、さらには亭主を恫喝する?鬼嫁役に、
果ては変な発音を発する外国人女役まで、衣装や化粧を替えることなく、
表情表現とセリフ回しだけで瞬時に演じ分けたのは、
まったくもってお見事!としか言いようがない。
(自分的にはマチルダの外人特有の?オーバーリアクション表現と、
シドになりきった男役のセリフ口調がツボに嵌った^^)

ただの可愛らしいルックスっだけじゃなく、
その根底には見た目とは裏腹のどっしりとした女優としての土台が築かれているのだと、
改めてそう思い知らされた。
この若さでここまでの舞台演技が今出来るのは、宮崎あおい以外にはいないかも??
正直、とても23歳とは思えませんでしたわ・・・(^_^;)

あと5年ほど場数を踏めば、きっともの凄い女優さんになるだろうな…。

ってか、去年の大河『篤姫』から、同時進行で撮影に挑んだ『少年メリケンサック』、
そして今回のこの舞台と、仕事を選んで取ってきた所属事務所は大したものだと思う。

普通、大河ドラマに主演してここまで大ブレークしたら、
こんな小劇場の3人舞台なんて仕事に入れないもの。
それをあえて篤姫のイメージをぶっ壊し、3年半ぶりの舞台に立たせたのは、
女優としての成長を鑑みれば本人にとっても物凄いプラスアルファになったことだろう。

たぶん、こんな小劇場での舞台公演には今後二度と出演することはないと思われるだけに、
本当に今回観といて良かった!と、心からそう思った♪

宮崎あおいちゃんの芝居を目前50cmの距離で見られたことなんて・・・

奇跡のようなもんだわwww


以上のことから、おそらくというか、
宮崎あおいを抜きにしても?間違いなく
今年の観劇作品のベストの5本に入る公演になるはずだ。

いや、そこに"宮崎あおい"というエッセンス?スパイス?が含まれたのだから、
これが今年のNO.1作品にたぶんなることかと・・・今からそー思います。
これを超える作品は今年はないかと・・・(まだ2月なのになw)


しかし、、、、

惜しかった!!

個人的には本当に惜しかったっ!!


あおいちゃんの衣装がダボダボのスウェット地のズボンだったのが悔やまれてならない・・・orz


あぁ、ヒザのラインが・・・隠れてもーてた・・・。・゜・(ノ∀`)・゜・。


もしも、あおいちゃんの衣装がスカートだったなら、
あのスリムな足とヒザのラインがこの至近距離で見られていたのなら、
間違いなく!オレの生涯観劇全公演(数百?)の中のベストナンバー1

"ネ申"公演になっていただろう・・・wwww


この舞台の様子(公開稽古)を収めた画像サイト(毎日コミュニケーションズ)があったので、
リンク貼っておきますね。(↓)(これ見ると舞台構成と客席の近さがよく解かると思います)
http://journal.mycom.co.jp/photo/news/2009/02/08/004/images/001l.jpg


あおいちゃん、めちゃかわゆすです・・・(〃▽〃)

でも、実物の方が数十倍かわゆすです~~^^


あと、この千秋楽公演に撮影が入っていたので、
もしかしたらTBS系列で放映があるかもしれません(主催がTBSだから)
いずれにせよ、DVD化は絶対されるだろうから
買うなりツタヤするなりして是非ご覧になってください。
アホづらで鼻の下伸ばした自分が間違いなく映ってるはずですから(爆)



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  1. 2009/02/24(火) 21:40:23|
  2. 舞台観劇
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<初孫の顔を拝んでビックリ!?オレは優秀な?種馬だったんだぜぃ~~w | ホーム | 7年ぶり?の"渡瀬マキ"は、何もかもがまったく変わっていなくて涙ちょちょぎれだった・・・(´Д⊂グスン>>

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