Forgetting-BarⅡ

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『十二夜』やっぱり自分は翻訳劇は捻りを利かした?方が性に合ってるんだなw

サボっていたらまた溜まってきた(現在3本)ので、
とりあえず、その中から1本だけ…(^_^;)



『十二夜』
2011年1月4日(火)~26日(水) :Bunkamuraシアターコクーン ※最前列席
作:W.シェイクスピア
翻訳: 松岡和子
潤色・演出・美術・衣裳:串田和美
出演:松たか子/石丸幹二/りょう/荻野目慶子/大森博史/真那胡敬二
小西康久/酒向芳/内田紳一郎/片岡正二郎/目黒陽介/小春
つのだたかし/飯塚直子/片岡亀蔵/串田和美/笹野高史
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/10_juniya/index.html

Story
双子の兄妹セバスチャンとヴァイオラの乗った船が嵐に遭い、ヴァイオラはイリリアの海岸に打ち上げられる。彼女は消息の分からない兄を死んだと思い、身を守るために男装してシザーリオと名乗り、イリリアの公爵であるオーシーノに小姓として仕えることにする。
オーシーノは伯爵の娘であるオリヴィアに恋をしていたが、彼女の兄の喪に服したいという理由で断られ続けていた。
オーシーノは、オリヴィアに自分の気持ちを伝えてくれるよう命じる。密かにオーシーノに淡い思いを抱いていたヴァイオラはその命令に苦しむが、小姓としてその勤めを果たす。ところが、オリヴィアは使者としてやって来たシザーリオに心を奪われてしまう。
一方、ヴァイオラがてっきり死んだと思っていた双子の兄セバスチャンは、別の船の船長アントーニオに助けられており、彼と共にイリリアにやって来ていた。
オリヴィアにはオーシーノの他にも求婚者がおり、オリヴィアの叔父トービーの遊び仲間であるアンドルーもその一人だった。愛しいオリヴィアが公爵の小姓に熱を上げていると聞いたアンドルーは、トービーにそそのかされてシザーリオに決闘を申し込む。シザーリオは仕方なくその決闘を受けたが、そこにアントーニオが割って入り、シザーリオのことをセバスチャンだと思い込んで決闘を止める。ヴァイオラはアントーニオが自分の事をセバスチャンと呼ぶのを聞いて、兄が生きていることを知る・・・。

aaa_20110120003823.jpg


シェイクスピアの原作をよくご存知の方がこの芝居を観たら
「なんじゃこりゃ?!」と思われたかもしれない。
自分が気付いただけでも抜いた(カット)されたけっこう重要なシーンや
肝心の美しいセリフの数々がごっそりと抜けていたりと、
求めるものが原作『十二夜』ありきならば、
この芝居には不満を抱いたかもしれない。

でも、それらを含め、それでもやっぱりこれも『十二夜』なんだなと、
そう納得出来る芝居でもあったし、自分はこれはこれでアリだなと、
そう思わせてくれた良い芝居だった^^
やっぱり自分はこういった捻りを利かした?翻訳劇の方が性に合ってるんだな…(笑)


これはシェイクスピアのって枕詞が付かない"串田和美の『十二夜』"と言うべきか?
同じ芝居がこうなるのか?!と、驚きと感嘆に溢れ、
とにかく観終わった後の脱力感が物凄かった…。
この芝居は原作からイメージするロマンチックコメディなどではなく、
ファンタスティックな童話のような、それでいて人生の縮図が込められたかのような
そんな"串田ワールド"に首ったけになった舞台です。
キャスト一覧にて串田さんのところが
「演出」の前に「潤色」と表記されてる意味が観終わってよぉ~く解かった(笑)

一言で言えばこの芝居は「劇中劇」
旅芸人たちが劇中で『十二夜』を演じるという構図ではあったのだけど、
でもそんな単純なものでもなかったような…(^_^;)
十二夜』という芝居が進行すると同時に
その芝居を演じる旅芸人そのものにも焦点を当て、
"芝居を演じる役者の芝居を観る"という一つのスタンスでありながら、
しかしながら時折役者自信が芝居の中から飛び出してきて、
心の中の独白が始まったかと思えば
また何事もなかったかのように芝居の中にすっと戻っていく…
そんな芝居そのものの枠を飛び越え芝居の進行自体をわざとぶち壊すのだが、
でも芝居の流れが混乱しないところが串田ワールドの凄さなのか?!

そう思えたのは、
『終わってみればこれもやっぱり「十二夜」だった』と、
そう素直に感じたことが証明したのかな。。。

一つのお芝居の中で視点が幾つも重なり複雑に絡み合いつつも
最後まで串田さんの拘りがブレなかった特筆すべき舞台だったな…^^


と、最後にこの人のことだけ。
ヴァイオラとセバスチャンの兄妹の二役を一人で演じ分けた松たか子さん。
この人の凄さが身に沁みたのは次の2点

一つは男と女の瞬時の演じ分け!
衣装、メークはそのまま。声質も同じ。
なのになのに表情だけでどちらを演じているのかが一目で判るその技量!!!
終盤でのこの二人が同時に存在する場面はまさに圧巻だった。( ̄Д ̄;;
ヴァイオラとセバスチャンが交互に入れ替わるのだけど、
一つの肉体に二つの魂が宿っていたと言ってもいいくらいに
まるでその場に2人の人格が存在しているかのような?錯覚…
その彼女の表現力に鳥肌が立った。

そしてもう一つ。これもぞぞぞっと鳥肌立ちが凄かったのだけど、
本当に一瞬でホンモノの涙を流すその感情コントロール!
つい今の今まで男役(兄)になりきってそこにいたっていうのに、
瞬時に女性(妹)に戻りそして戻った瞬間に妹として大粒の涙を流しだした…
こ、こんなことが出来るのか?!(|| ゚Д゚)ガーン!!
まじ、びびった!!!
いやぁ~これは凄すぎたわ~~~!


一番前で観てると、顔の表情はおろか
一瞬の感情の入れ替えまでもがストレートに伝わってくるので
その凄さが本当によく解かってちょっと得した気分だったね…^^



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テーマ:観劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2011/01/20(木) 18:38:19|
  2. 舞台観劇
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<代表戦も観れず・・・orz | ホーム | 3節までの日程発表の暗・暗・・・汗>>

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