Forgetting-BarⅡ

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『クレイジーハニー』こ、これは…(((( ;゚д゚)))アワワワワ

前記事の通り、明日から留守にするので、その前に上げておきます。

これも言いたいことがたくさんあって、
レビューをまとめるのにずいぶん時間を要したのだけど、
言いたいことを極々簡潔にまとめると、こうなります。


長澤まさみのこの世のものとは思えない超絶な美脚たるや、
あれはすぐさま『人間国宝』に指定すべき!
そして、『本谷有希子さん、大好きです。どこまでもついていきます』www



パルコ・プロデュース『クレイジーハニー』
2011年8月5日(金)~8月28日(日):PARCO劇場 ※最前列(センターブロック)2回観劇
作・演出:本谷有希子
出演:長澤まさみ/成河(ソンハ)/安藤玉恵/吉本菜穂子/リリー・フランキー/他
http://www.parco-play.com/web/play/crazyhoney/

物語
舞台は一度だけ携帯小説をヒットさせたやたら容姿が良い女流作家・ひろみ結城(長澤)と
彼女の悪友で新宿のバーでママ(ゲイ)を務めるマキ(リリー・フランキー)との
悪趣味なトークショー&サイン会から始まる。
ひろみ結城はかつてピュアな作風で売りだしたが、
今は自分を切り売りするような実録モノで生計を立てている。
そんな彼女のトークショーには少数ながらも彼女を見捨てずに
いまだ支持を続ける狂信的なコアファンが集まっていたが、
このトークショーの仕掛け人である若手編集者・二見(成河〈ソンハ〉)は、
集結したファンたちにその場で次の作品づくりへの協力を依頼する。
二見はファンを利用して新たな企画を立ち上げようとしていた。
過激な内容に動揺するファンの前に現れたひろみ結城とマキは、
二見の企画に乗るフリをして、
彼ら(ファン)が協力の承諾書にサインするように言葉巧みに誘導し、
じわじわと追い詰めていく。
落ち目作家とそれでも追いかけようとするファンとの長い長い"朝まで生バトル"が始まった。


02111.jpg



その昔、駆け出し時代にパルコカードの申込み審査に落とされた過去を持つ本谷有希子
ありマジ』に続くPARCOリベンジ公演その第二弾!(笑)

観劇では珍しい?男女比率が6:4という客層。
もちろん、男性の多くは主演:長澤まさみ嬢がお目当てだったようで…(^_^;)
開演前にトイレに行くと、いつもは女子トイレだけが長蛇の列なのに
この日は男子トイレにも待ちの列が出来ていてびっくりしたくらいだ(笑)

さて、物語の展開を一言で言えば、
"落ち目の携帯作家と友人のゲイと作家の痛いファンたちとの果て無きバトル"
"『言葉と繋がりの暴力』の応酬"と言ってもいいか。
衝撃的ラストまでの140分間、延々と、
作家が煽る→ファンがぼそぼそとはっきりしないことを言いあう→
それに対して作家が逆ギレして開き直り発言→さらにオカマが火に油を注いでファンをまた煽る→
収集がつかなくなる→行き着くとこまでいってなんとなく落ち着く→
そしてまた振り出しに戻って不毛な論争が再燃…この繰り返し??(苦笑)

自称“めんどくさい女”な本谷さん、今回も?本当にめんどくさいお話でしたw
いや、それにしても、クレイジーすぎますwww
いや、最初から解かっててというか、
むしろそれ目当てで観に行ってる人(自分含む)はいいんです。
またやったか~~www で済むのだし、むしろそこが快感だったりするのだから。
でも、真っ当な?正統派演劇ファンがこれを観ればムカツクだけかもしれないし、
役者目当てで来た人は理解に苦しんだかもしれない。
要は、ひねくれた性格の人(自分含む)ほど観ればグサッとくるけど、
品行方正で観ればまったくもって理解に苦しむ脚本!?( ̄Д ̄;;

観劇後の感想が賛否両論真っ二つに割れるのは毎度のことなので
本谷さんの場合、そこはさして驚きませんw

但し、今回はおそらく観劇自体が初めてだという長澤目当てのお客さん(ファン)も
それ相応に多くなるのは明らかだったわけで、
そんな人たちに用意したのが、あのミニスカから伸びた物凄い美脚
彼女目当てで来たお客さんとしては、あれだけで充分に元は取れたはずだし、
そこ(美脚)に意識をそらして初芝居を体験すると、
意外にも?舞台そのものも好評な感想(面白かった)が多くなった?
実際自分も2度観劇(2回とも最前列のど真ん中!)したけど、
2回目の時はあの美脚にしか目が行かなかったもんなぁ…(笑)
(あまり深く考えないで観ても
長澤さんの容姿とリアクション演技だけでも充分芝居も楽しめたってことか)

長澤まさみのこの役柄での起用とあの衣装…
本谷さんっ、策士だな~~って、ちょと思たw 
(あくまでも自分の想像であって、絶対に違うだろうけどwww)

しかし、それを抜きにしても、長澤まさみにはびっくりした!!! (|| ゚Д゚)ガーン!!
見た目だけじゃなく、役者としてもこんなにいい女優さんだったなんて…(汗)
初舞台だから当然ながら初めて生で観たのだけど、彼女のイメージが180度変わった!
どちらかというとアイドル的なイメージがあって女優としての資質には疑問を抱いていたが、
とんでもなかった!!!いや、凄い!としか言えない。
自分の中の綾瀬はるか>長澤まさみの構図は完全に逆転した!(笑)
宮崎あおい相武紗希、それにパルコ初演時(「ありマジ」)の永作博美もそうだったけど、
役者で汚れれば汚れるほど、逆に美しく輝くのはいい女優さんの証だよなぁ。。。
そして、それを見事に引き出した本谷有希子も凄いということか…。


で、この物語について少し触れるが、
本当に屈折しているというか、逆に屈折しまくってそれがど直球に感じるほどにスカーッとするも、
一方では作者の奥底に蔓延る感情を自己投影したような?そんな弄る感覚にも陥ってしまった。
(そう思わせるところが狙いであったろうけど、実際にはそうではないのだろうな)

これは現代に蔓延るファンの心理に一石を投じた会心の一作だったと思う。
(本谷さん自身の心の奥底の叫び!?)

応援する作家を勝手に偶像化する人たち。
ネット上または現実世界で繰り広げられている気持ち悪いファン同士の連帯。
匿名であることや多人数であることから生まれる「暴力」。
web上にはびこる「誹謗中傷」「炎上」が現実となって重なる。
この集団的暴力にフラストレーションを覚え、憤怒し、
どうしようもないその怒りが自分の中で渦巻き、
徹底して繋がりを断ち切ろうと罵声・暴言を浴びせ続ける主人公。
『繋がることは暴力でしかない』と。
しかし、何を言っても理解出来ない(しない)コミュニケーション不全者なモンスターたち、
自分が抱いたイメージとの相違を認めない。自分の親切に疑いを持たない。
そんな盲目的なやつらを徹底的にいたぶり突き放す主人公作家との超絶バトル。

『気づいて下さい。人と人が繋がりたいなんて、ただの暴力なんです』
主人公作家にそう言わせた本谷のセンスに身震いしたのと同時に、
主人公=長澤まさみがそれでもついてこようとするファンにぶちかました
『この豚どもがっ!』 『死ね!死ね!死ねーーーっ!』と容赦ない罵声を浴びせた瞬間は
瞬時に鳥肌たったわ!(けして自分がドMだからじゃありませんwww)

にもかかわらず?それでもまだ繋がりを求めようとする狂信者(ファン)たち…

『僕たちが悪いんです。ごめんなさい。』

『僕らがきちんと(作品に)ダメ出しをしなかったから
ひろみさんはこんな風になってしまったんですね』

『でも大丈夫ですよ。堕ちるときは僕も一緒に堕ちますから…安心してください』




ひぇーーーーーっ!恐ぇーーーーーっ! 気持ちわりぃーーーーーーー!!!

(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

でも、ホントにいそうというか、ここまでじゃなくとも実際いるんだよなぁ…。
たとえ落ちぶれようともどこまでもついていこうとする特定の盲目なコアファン?って。
本人のこと何も知らないくせに、何もかも全てを解かっているつもりになっている痛い人…。

そのファン心理が何気に解かってしまうから、この恐さがリアルに感じたんです、自分は(苦笑)


と、同時に、この芝居を観てて思ったのは、
ここまで剥き出しのセリフが飛び交う芝居をあえて見せたのは、
これは作者自身が客席に牙を剥き、観客一人一人に喧嘩を売ってるのか?!
と、そうとも思ったり…本谷自身が、
『あなたたち、本当にわたしの芝居が好きなの?』『わたしのこと解かって観ているの?』
『解かったようなこと勝手に思わないでよ』『解からないならどうぞ出て行ってけっこうよ』
と、そんな風に否応なく突きつけられてるような気がした。繋がりを拒否するかのように…。
(おそらく、そう思われることさえも彼女なりの計算に入っていると思われ)

もっとも、もっちんに直接そんなこと言われたとしても、
それでも僕はついていきますけどね(笑)

なぁ~んてことをこんなとこで論じている時点で!?

自分はもうとっくに劇中の痛い人たちと類で、
うっかり仲間入りをしているということだな…( ̄∇ ̄|||)


あ~こりゃこりゃwww




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テーマ:演劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2011/08/26(金) 01:51:10|
  2. 舞台観劇
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  4. | コメント:0
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