Forgetting-BarⅡ

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アル☆カンパニー第13回公演『失望のむこうがわ』

雪中の中、土日もお仕事に励んでおりました。

土日の積もる雪はもういやだ 。・゚・(ノД`)・゚・。


そんな週末仕事から気を取り直して?
昨夜観てきた舞台の感想です^^



アル☆カンパニー第13回公演『失望のむこうがわ』
2014年2月14日(金)~23日(日):SPACE雑遊 ※最前列
作・演出:三浦大輔(ポツドール)
出演:平田 満 井上加奈子 平原テツ(ハイバイ)
http://aru-c.com/stage13.html

言葉少なく、「空気感」で人間関係を伝える。
それは何だかとてもかっこいいことだと思われている。
ただ、今まで自分が信じ込んでいた、その「空気感」がまやかしだと気づいたら…。
とことん言葉を弄して、再度、相手とわかり合おうとするしかない。
そんなときに、「空気感」もへったくれもないのだ。
「何かいい感じ」もくそもないのだ。
踏ん張って、踏ん張って、死にもの狂いで、言葉を紡ぎだすしかない。
と、書くと小難しい芝居に思われそうだが、これは、エンターテインメントな会話劇です。
そして、アル☆カンパニーでしかできない作品だと思っています。
ご期待ください。どうぞ、よろしく。三浦大輔


ss_flyer-1.jpg



三浦大輔2年半ぶりの新作公演。
小さい箱ということもありチケットは早々に全ステージSOLDOUT。
独自の世界観で描く三浦氏の舞台人気は変わらずといったところか。
めっちゃ面白かったです!(意外と?女性客も多い)

今作は完全な会話劇。
出演者は3名(平田満、井上加奈子、平原テツ)のみ。
上演1時間40分間、過度な演出は一切なし。
主宰のポツドールとはまた違った趣向とはいえ、
それでもやはり毒々しいリアルすぎる描写は凄まじいものがあった。

言葉の暴力。言葉の残虐さ。
それはまるで尖ったナイフを喉元に突き付けられたかのような恐怖を味わう。
会話の応酬だけなのに何度も震え上がった。
これほどの言葉だけで各々の内面の恐怖感や背景を想像させて観る演出芝居は
普段とはまた違った面白さと恐怖感を味わえる。
(完全な文字だけの小説ともまったく違うし…)


子供がいない(出来ない)熟年夫婦。
淑やかに生きてきた妻が踏み外したちょっとした気の迷い。
パチンコ屋で年下男にナンパされ流されるように浮気をしてしまった妻。
携帯電話を盗み見してそれに感づいた夫。
そこからのテーブルに向かい合って腰かける夫と妻、
二人の言葉のみによる精神的な追い詰め・追い込み・開き直ったとも取れる迎撃応酬戦。
さらに浮気相手を召喚し自分の感情を内々に納めようと必死になる夫。
時には抑えきれずに感情が荒ぶることもあったが、
すぐさま我れにかえるかのように感情を納め、
努めて冷静を装おうとする夫の内面狂気が逆にイラっときたり…(笑)

浮気男の彼女に勝利宣言するあたりの痛々しさは滑稽であったけど、
妻の浮気を感づいた夫が妻に詰め寄る場面での堂々巡りの感情の描き方は実に見事だった。
でも、浮気(密会)そのものの裏切りよりも、
その密会回数に最後まで固執して詰め寄ろうとする夫の内情は少し解かったりして…(^_^;)
(1カ月で20回逢っていたと妻に吐露された時点で悟るやろ?普通w)


薄暗い地下、天井もそれほど高くなく出入口の扉も大きくない。
一歩踏み入れるとそこはまるで密室であるかのような劇場
円形のステージを囲むように座席が設置され、ステージ上にはダイニングテーブルと椅子、そして壁際にテレビだけが置かれた簡素な舞台。

そんな密室感に包まれた空間だったからこそ、
この芝居がきちんと成立して観られたかなと。(その計算も凄い)

あ、唯一の演出?が微音で映し流され続けるTVの番組。
「アッコにおまかせ」「笑点」「バンキシャ」「ちびまる子ちゃん」「ガキ使」と暗転ごとに流れる番組が変わる。
日曜日の昼下がりから深夜まで続いた夫婦の攻防、
鑑賞する人々に時間軸だけはきちんと植えつけたのは心憎い演出だったね。(^_^;)


余談だが、三浦大輔関連で、
3/1より映画『愛の渦』が公開される。
【愛の渦公式HP】
http://ai-no-uzu.com/

5年前にこれの舞台を生で観て物凄い衝撃を受けた、
その映画版ってことで、これは映画でも是非観てみたい!
ってか、門脇麦が主演を演じるって…どんななるんだろ?!

上映館は少ないけど、興味ある方は是非^^
三浦氏の描く世界観が解かりますよ。

そしてもう一つ!
三浦氏の新作上演(7月)がパルコから発表されたけど、
出演(主演?)がなんと!?銀杏BOYZの峯田和伸だって?! Σ(゚Д゚)ガーン
こ、これは絶対観なきゃ!!
(大ファンの根本宗子さんが共演で舞台上がるとちょっと面白いかもw)

http://www.parco-play.com/web/news/?id=136



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テーマ:演劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2014/02/18(火) 11:10:02|
  2. 舞台観劇
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<『もっと泣いてよフラッパー』 | ホーム | また白い週末か。。。>>

コメント

シゲゾーさんのブログを読んで観たくなりました。チケットが売り切れなのが残念です。でも身につまされそうで見ない方がいいかもです(笑)
  1. 2014/02/18(火) 23:57:06 |
  2. URL |
  3. 流星人 #-
  4. [ 編集 ]

妻帯者には身につまされる思いで観るかも…確かに(笑)

でも普通に面白かったですよ!
  1. 2014/02/20(木) 00:23:02 |
  2. URL |
  3. shigezoo #1t1ExJwE
  4. [ 編集 ]

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